全脳の活性化
全脳の活性化
神経細胞のネットワークを密にすれば全脳が活性化する
脳には「可塑性」(プラスティシティー)という性質があります。「可塑性」とは脳の神経細胞のつながりが変わることです。
脳血管障害をもつ人が、リハビリなどで機能を回復していくのは、この働きによるものです。脳の一部に障害が起きても、脳の他の部位の神経細胞がそれを補い、失われた機能の肩代わりをしてくれるからです。
「速聴」のトレーニングを行う際、3倍速や4倍速を明快な言語として理解することは初めはなかなかできません。ところが何度かその高速音声を聴いていると、自然と集中力が増し、聴き取りにくかった音声が徐々に明確な言語として理解できるようになります。
これは言語を理解する大脳内の脳神経細胞が、その音声を言語として理解しようと「可塑性」によりお互いを結ぶ樹状突起を伸ばし、ネットワークを密にしたからだと考えられます。つまり、「速聴」により脳細胞の活性化が伝播し、その結果、眠っていた脳細胞が目覚めたといえるでしょう。








